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Vol.5 ヨルダンの食ってどんな感じ?(後編~飲物/ワイン/アラック、スイーツ編/クナーフェ/デーツ~) #店主ワールド紀行

#世界の果てのあんなとこ

 

Vol,4、 (前編~食事編~)の続き

 

今回はVol,5(後編~飲物、果物、スイーツ編~)

 

お先に前編をお読みになりたい方はvol,4からどうぞ

Vol,4、 (前編~食事編~)はこちらから

 

 

意外や意外⁉アルコールも豚肉も流通しています

イスラム教の御法度は前編でも少し触れましたがアルコールと豚肉が有名ですね。国内の約9割がイスラム教徒のヨルダンですので身近な食堂やレストラン、ショッピングモールのフードコートなどではアルコールはメニューになく飲めません。スーパーやコンビニなどにも置いていませんので買うこともできません。

 

しかし、全く飲めないのかというとそういう訳でもありません。

日本では流通しない貴重なヨルダン産、赤ワイン

 

外国人が利用するような外資系高級ホテルや高級レストラン、富裕層エリアにひっそりと佇むバーなどでは合法的にアルコールが提供されています。アルコールを専門に取り扱うお店もあり、そこで購入することは可能ですが、裏路地にひっそりとあり数は多くありません。そして何と行っても値段が高いのです。一般的に日本より物価が低いヨルダンですが、お酒は日本の倍前後(お店による)はすると思って良いです。買って飲む缶ビールで500円程(350ml)はします。

 

アルコールショップにて粋なおもてなし

アンマン市内の外資系ホテルが林立する地区を歩いているときにたまたま目に留まったお店。

 

 

アルコールショップのオーナさんに「ヨルダン産のビールってある?」と聞くと、「これはヨルダンでつくられている」と言っておもむろに冷蔵庫から瓶を取り出し、「ほれ飲んでみろ」と栓を開けて渡してきました。えっ???となっていると、お金も要らないよと。お言葉に甘えていただくと、しっかりおいしいビールでした。フラっときた外国人相手に売り物のビールを気前よくタダで飲ませてくれる、、、そんなことをさらっとするヨルダン人の人柄が好きですね。

 

ワイン

ヨルダン国内でも作られています。

イスラム教徒以外の1割のヨルダン人(国内人口1,000万人弱)と外国人のみの小さなマーケットですがワイナリーがある。。。ブドウの産地としても有名でワイナリーもあり、その存在を知ったときは???となりました。ここは話し出すと長いので割愛しますが世の中には何でも建前と本音がありますね。。。

 

生産量の少ないヨルダン産ワインは日本では流通しておらず貴重なため赤ワイン好きの私は現地でよく飲んでいます(笑)。地中海沿岸ではオリーブやブドウがよく育つように、それに近い気候のヨルダンでも豊富に育つ気候や土壌があるようです。

 

アラック

中近東で伝統的につくられてきた蒸留酒。原料はナツメヤシやブドウなど。



無色透明のアラックですが、水で割るとカルピスのように白濁しますので理科の実験でもしているようで面白いです。

 

アルコール度数は40度以上あり、昼間から飲むのは危険なお酒ですが、トリネティ本国の大ボスとは昼間から乾杯になることもしばしば。お互いにフワフワwとなり、その日の予定はどこへやら。。。となることも。異国の地とは時にはそういうモノで未来の予定より目の前を一緒に楽しむということを大切にもします。ちなみにボスファミリーはクリスチャンですのでお酒は日常です。

 

ちなみに味はというと。。。

飲み慣れてないせいもあってか正直なところ、、、です。物は試しで一度飲んでみるのはいいかもですが、リピートするかというと微妙です。ごめんなさい。というのも、40度越えのお酒だと、ウィスキーやラム、ジン、ウォッカ、テキーラなどが馴染み深くて種類も豊富で色んな飲み方が楽しめますよね。飲み慣れている、ということも関係あるかもですが。

 

アラビアコーヒー(アラビックコーヒー)

2015年にユネスコ無形文化遺産にも登録され、おもてなしの証としても活用される中東一帯の伝統的なコーヒー。一般的な馴染みのコーヒーではなくカルダモンなどのスパイスを入れており、粉っぽい感じで飲み慣れないと決して美味しいとは思わないかもしれません。。。(個人差あり)

 

ハーブティー、ミントティー

 

日本同様に四季のあるヨルダンでは様々なハーブが育ちます。トリネティのヨルダン本店の庭にもたくさんのハーブがありその場で摘んでハーブティーを毎日のように飲みます。

 


ミントやローズマリー、その他知らないハーブがたくさん茂っています。

 

クナーフェ(クナーファ)

中東では一般的で大人気のお菓子。小麦粉から作られる生地にチーズやナッツ類を入れシロップでビタビタに浸された激甘系で甘党には最高の逸品かもしれません。

 

ムハラビーヤ

中東一帯では一般的でミルク(牛、やぎ、羊など)と米粉で作ったプリンで、ナッツ類やシロップなどがかかっています。

 

デーツ

ナツメヤシの実がデーツです。栄養価が非常に高く、スーパーフードやアラブの美容食などとも言われ、かのクレオパトラも愛食していたとか。

 

美肌は内面からも。

美味しいのはもちろん、腸内環境アップ、健康な肌を維持するためにも日頃から食べています。ヨルダン産は日本では手にできないので、現地に行くと高品質のデーツを持ち帰ります。

 

 

実をつけた状態で自然乾燥するため天然のドライフルーツとも言えますね。食感は干し柿に近く、甘みは更に強いです。食物繊維が豊富なため腸内環境改善にも良さそうです。おたふくソースの原料に使われていることは有名?ですね。

 

ザクロ

 

女性ホルモンと同じ働きをもつエストロゲンが豊富なザクロはヨルダンではたくさん収穫されます。9月〜10月が収穫期にあたり、街中や道端でよく目にします。酸味のある果実で、どこにでもザクロジュースは年中普通に並んでいて現地では珍しさは感じません。

ザクロジュースは日本では百貨店やオーガニック系、健康志向の方向けの売場などに行かないと見かけませんよね。日本では好んで飲まれる習慣もないのと貴重でもありそれなりのお値段はしますよね。その種から抽出されるザクロ種子油がいかに貴重かがジュースからも伺えます。

 

トリネティのフェイスオイル(美容液)ザクロ&ローズは保湿はもちろんハリツヤアップに最高です。私の肌をツヤツヤにしてくれるこの子がいないと生きていけません(笑)。

 

 

前編(vol,4)と後編(vol,5)にてヨルダンの食事情についてお伝えしました。

食はその土地の気候や文化、習慣を反映し、その土地ならではの様々な味わいや変化を楽しませてくれるところが素敵ですよね。

 

日本にいると異国の料理が恋しくなり、異国にいると日本のお出汁が飲みたくなる。そんな、ないものねだりのもどかしさも、また来たる日の楽しい旅の空想に変え、日々を楽しんで過ごします。

 

Vol,4、 (前編~食事編~)はこちらから

 

次号もお楽しみに。

 

※会員誌、TRINITAE LIFE Vol.5に掲載されたものです。

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