JAPAN STORY

65ヶ国を歩いてきた途中で
出会ったヨルダンの「死海」が
TRINITAE日本初上陸のはじまりでした。

 好奇心に突き動かされるまま、15年の歳月をかけて65ヶ国を歩いてきました。会社員として働いていた2010年、中東を旅する中で訪れたヨルダン。そこで私は「死海」と出会いました。ブルーグリーンの湖面に身を預けると、まるで無重力にいるかのように体がふわりと水に浮く。この驚きと感動を誰かに伝えたいという思いから、死海の塩や洗顔石けんをお土産として日本に持ち帰り、親しい友人や同僚たちにプレゼントしました。それが私と死海コスメとの最初の出会いでした。

 死海の石けんで洗顔を続けると、なぜか肌がツルツルと滑らかになっていく気がする。そんな感想を抱いたのは私だけでなく、友人や同僚たちも同じでした。「この石けん、凄い」。そう言って喜んでくれる笑顔が何より嬉しく、いつしか死海は私の中で特別な存在になっていきました。

 2014年、再び私はヨルダンを訪れます。死海コスメを求めて地元の人にお店を尋ね歩き、たどり着いたのが、アンマン市内の小高い丘に佇む石造りの建物。とびきりの笑顔で迎えてくれたのがTRINITAEの生みの親、アザール夫妻でした。心地よいハーブや花、アロマの香りが漂う店内には、丁寧に並べられたソープやバスソルト、クリーム、マッサージオイルの数々。私は一目で心を奪われ、「これが日本でも手に入ったらきっと喜ばれるだろうな」と強く思うようになりました。それ以来、冬、春、秋とそれぞれの季節にそこを訪れました。庭には季節ごとに植物が花を咲かせ、実をつけます。それはまるで訪れた人を温かく迎えてくれているようでした。庭で育ったハーブを摘んできてハーブティーを作り、時間を忘れて笑い合う。そんな時間の中からTRINITAEの考え方や商品に込められた想いを学びました。

 世界中を旅する中で様々な魅力に触れてきた私が、心から素晴らしいと思えたTRINITAE。それは、プロダクトとしての魅力はもちろん、TRINITAEに関わるすべての人が皆TRINITAEを心から愛し、TRINITAEを通じて、かけがえのない時間と出会いを私にもたらしてくれたからにほかなりません。

 中東と聞くと、日本ではネガティブなイメージで捉えられがちですが、ヨルダンという国は、気候も良く、ひとも親切で、魅力的なモノやコトが沢山存在します。そんなこの国の本当の姿も、このTRINITAEを通じて一人でも多くの方に知っていただければ幸いです。

店主  板井 武志  April / 2016