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店主ワールド紀⾏

Vol.2 死海の神秘が半端ない #店主ワールド紀行

#世界の果てのあんなとこ

 

多くのトリネティ製品の源でもある死海とは、一体どんなところなのでしょうか?

何度も足を運び、浸り、浮かび、泥を塗り、衝撃を受けた地球の神秘。今回は、全身で感じた死海のアレコレをお届けします。

 

死海の豆知識

アラビア半島北西部に位置し、海抜は地球上で最も低いマイナス420メートル。東はヨルダン、西はイスラエル(パレスチナ)に接した塩湖で面積は940キロ平米。(ちなみに、琵琶湖:670キロ平米、福岡市:340キロ平米。)

 

 

死海との出会い

この地を初めて訪れたのは、会社員として働いていた2010年。イスラム諸国で巻き起こったアラブの春やシリア内戦が始まる直前でした。日本からアブダビを経由し、レバノンの首都ベイルートへ。そこから陸路でシリアへ。そしてシリアから陸路でヨルダンへ。中東を巡る旅の途中でたどり着いたのがヨルダンでした。

 

日本からの直行便はなく、簡単には行けないこの地を目指したのは、「ヨルダンが世界に誇るユネスコ世界文化遺産のペトラ遺跡を見てみたい」と思ったこともきっかけでした。死海に初めて訪れる前のイメージは、「浮くんでしょ?しょっぱいんでしょ?」といったフワッとしたものでした。

 

そこから約9年。死海で得た感動や経験が今に繋がるとは夢にも思っていませんでした。全身で浴びた感動は価値観を変え、人を変え、そして人生までをも変える。身をもって生きているひとりです。

 

まるで無重力?地球の神秘に魅せられて

やっと、本題へ。

海抜マイナス420メートル。海面から140階ほどのビルがすっぽり入った底にあるとイメージしてみてください。理解に苦しむ不思議な感覚です。首都アンマンから50キロほどの場所にある死海へは、公共交通機関などはなく、タクシーなど車を手配しないと行けません。街中の渋滞次第でもありますが、1時間もあればリゾートエリアに到着します。

 

 

 

 

荒野の山肌をどんどん下って死海へ向かいます。空気が濃く、紫外線は少なくとも、照りつける太陽は眩しい。死海で起きた感動はここは宇宙なのか?と思うほど。行ったことも体験したこともないですが無重力になったかのように体がふんわりどころかしっかり浮く。

 

 

海水の塩分濃度3%に対して、その10倍の30%の塩分濃度を誇る死海。どんなに泳げなくても絶対に浮きますので、わざと溺れようとしても難しいです。

 


15分以上浸かっていると、肌がヒリヒリしてきますので、真水シャワーで流して、水辺でボーッとするを繰り返す。目元や鼻などの粘膜につくと激痛で激痛で。。。実際に何度かなっていますが、、、気をつけましょう。死海は琵琶湖の1.4倍ほどと大きく、湖底の状況も場所により様々です。塩が結晶化した真っ白な場所、泥や小石混じりの砂地の場所まで様々です。湖底が真っ白い塩だと、エメラルドグリーン、コバルトブルーといったような絶景に出会えます。

 

ただの泥ではない。ミネラル豊富な死海の泥のチカラ

泥を塗って、全身パック。リゾートホテル前のプライベートビーチでは浜辺に用意してくれています。死海のミネラル成分の特徴として塩化マグネシウムが挙げられます。豆腐を凝固させるのに用いられるニガリは塩化マグネシウムです。

 

 

ミネラルの中でも特に保湿力に優れた塩化マグネシウムが海水の30倍ほど含まれていて、皮脂汚れや毛穴詰まりをしっかり落としてくれるのに、つっぱったり乾燥したりせず、潤った透明感のある肌へ導いてくれます。

 



西欧中心に皮膚系疾患の民間療法としても死海は利用されており、保険適応国も存在するようです。ニキビやアトピー、乾癬治療などが最も有名ですね

 

何度行っても、不思議なところ、死海、DEAD SEA(デッドシー)。海底隆起から数百万年とも数千万年とも言われる歳月をかけてつくりあげられた不思議な場所。地球の神秘という言葉は死海のためにできたのでは?と思わせてもらえるようなところです。なかなか簡単に行くことはできないかもしれませんが、トリネティ製品とともに少しでも感じてもらえると嬉しいです。

 

死海沿岸に立ち並ぶリゾートホテルエリアでは、トリネティのアメニティが使用されたホテルがあります。併設のスパでトリネティプロダクトを使用した施術も受けられます。


 

毛穴の黒ずみが気になるときには死海の泥配合のフェイスマスクが最適です。また、日々の洗顔では同じく死海の泥が練り込まれたラグジュアリーソープ 死界の泥&ホホバがおすすめです。

 

では、また次回をお楽しみに。店主

 

Vol,3はこちらから

 

店主ワールド紀行とは
世界65カ国を訪れたトリネティジャパン店主による気ままな海外放浪記。トリネティ本国のヨルダンを中心とした世界の果てのあんなとこを、店主目線で切りとった地球のオモシロサを綴ります。気分で書きますので更新頻度は低めですが暇つぶしにどうぞ。
 

※会員誌、TRINITAE LIFE Vol.2に掲載されたものです。

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