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店主ワールド紀⾏

地球情勢 世界経済は目まぐるしく動く #福岡大名の路地裏に佇む店主ブログ 

 

 

 

 
 
店主から見た世界情勢
 
 
トリネティの代名詞であり、トリネティジャパン店主を含めご愛用者の多い洗顔石鹸だけは大きな価格改定を行わず据え置いてきました。しかし、今回は洗顔石鹸類も大きく改定する運びとなり、心苦しさ、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
 
(※2022年2月16日より価格改定)
 
わたくし、店主はトリネティを通じ小規模ながらも貿易という仕事に従事する中で世界の動き、地球上の経済がとても透けて見えるようになりした。これは一般的なメディア情報から理解するのは難しいのですが、リアルタイムに体感し知ることにも繋がっています。
 
 

国際便の大幅減便

 
コロナ当初、最大9割減とも言われていました。それにより貨物予約は取れずトリネティ製品も例外なく日本への輸入困難な状況に一時は陥りました。これは世界中の輸出入へ多大なる影響を及ぼし、物流需給バランスが崩れはじめ、国際物流価格高騰という流れが起き始めました。
 
 

コロナ前3倍以上も普通になりつつある国際物流費

 
1.2倍、1.5倍、2倍になり、原油価格高騰も重なり3倍以上にまでなりました。一時的なものだと信じ大きな価格転嫁をせず耐え忍びましたが、これは一時的なものではなく、今後はもとに戻ることはないとまで言われるようになってきています。世界経済は動きだし航空会社をはじめ、あらゆる産業も大きなダメージを負っているからです。人の乗らない国際線に貨物を載せて(その分、価格をあげて)なんとか維持しているのです。
 
 
想像してみてください。
 
500円で飲んでいたコーヒーが1,500円に。
2,000円のガス基本料が6,000円に。
10万円の家賃が30万円に。
 
成熟した日本社会で過ごす中、たった2年で物価が3倍になるなど予想できるでしょうか。。。
 
途上国が新興国へ、新興国が先進国へ
地球規模では人口が増え経済成長し、それによる需要も増し続けています。
人間社会の物質的豊かさや利便性向上と共にエネルギー資源、食料、水、サービスなど、地球規模での奪い合いが始まっています。
 
輸入で成り立っている私たちの日常に当たり前にあるモノは上昇の一途を辿っていますね。
 
建築木材、小麦粉、牛肉、ガソリン、その他諸々、、、
 
円安も要因の一つですね。
 
 
コロナはあらゆる世界を変えました
 
世界との繋がり、価値観、日常、常識、ライフスタイル、ビジネスのあり方
 
資本主義の限界はちょっとずつ訪れ始めているのでしょうか。。。
 
世界は遠いようで広いようで全てが繋がっています。
 
 
 
 
ありとあらゆるモノコトが目まぐるしく変化し、人類が地球に試されている時ではありますが、足元の幸せに気付き微笑み前向きに過ごしていきましょう。
 
 

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2022/01/24 up