COLUMN
美容コラム

今さら聞けないオイル美容とザクロオイルの凄いチカラ

オイルを使ったスキンケアはツヤのあるうるおい美肌になる?

肌が乾燥してくるとついつい水分=化粧水ばかりを与えてしまいがちですが、水分を補給しすぎると逆に「過乾燥」という状態に陥るといわれています。「過乾燥」とは、体温によって化粧水が蒸発する際に、肌の中にある水分まで同時に奪っていってしまう状態です。人間は本来、自らの力で油分=皮脂を出すことができるのですが、加齢や肌のバリア機能の低下に伴い、その力が失われていきます。

 

そこで登場するのが、

人の皮脂成分に似た油溶性成分である美容オイル

 

健やかな肌を保つには、水分と同時に適切な量の油分を補い、そのバランスを保つことが欠かせません。肌にオイルをつけたら、その後に使う化粧品を弾いてしまうのでは?と思うかもしれませんが、もともと人間の肌を覆っているのは皮脂=油分なので、油溶性成分との相性がよく、加齢や乾燥により硬く厚くなった肌表面を柔らかくし、その後に続く化粧水の浸透力を高めてくれるのです。

 

※オイルといっても何でも良い訳ではないのでご注意を

人の皮脂成分とは似ていない食用オイルは弾いてしまいますので顔や体に塗るのには適しません。

 

 

オススメのオイルスキンケア

洗顔後すぐの肌に3滴ほどのオイルをのばし、その後化粧水を入れてあげるというブースターとしての使い方。ふっくらとしたやわらかさを取り戻した肌は、ぐんぐんと化粧水を吸収し、潤いもツヤも肌弾力もアップ。キメが整うと肌全体のくすみが抜け、透明感が出てきます。

 

 

乾燥が気になる、そんなときは、水分だけでなく油分を同時に補うオイル美容、始めてみませんか?

 

◇トリネティのフェイシャルオイル◇

「フェイスオイル ザクロ&ローズ」50ml

 

ザクロ種子油を第一主成分として、ローズヒップ油、月見草など植物オイル14種類のみでつくられたオイル美容液(フェイシャルオイル)。洗顔後のブースター(導入オイル)や、お手入れ最後の保湿オイルとしても使用でき、保湿はもちろんハリツヤアップも期待できます。

 

成分:ザクロ種子油、カニナバラ果実油(ローズヒップ)、月見草油、ニンジン種子油、ニュウコウジュ油(フランキンセンス)、ローマカミツレ油(カモミール)、イタリアイトスギ葉/実/茎油(サイプレス)、ビターオレンジ花油(ネロリ)、パルマローザ油、ダマスクバラ花油、ローズウッド木油、ビャクダン油(サンダルウッド)、アンズ核油、アーモンド油

 

「フェイスオイル ザクロ&ローズ」

 

 

ザクロのチカラ

ザクロ種子には、女性本来の働きを促して乾燥や*エイジングをケアする植物性エストロゲン様物質が含まれています。また、肌の弾力をサポートするプニカ酸も含まれ、肌に潤いとハリを与えることが期待されています。

 

ザクロオイルは貴重かつ大変高価なオイル

果物コーナーで見かけることも殆どない希少な果物で実物を見たことがないという方も多いかもしれません。10月〜12月頃になると百貨店やオーガニック系、健康美容系スーパーのコーナーに少し置かれる程度ですが、中東やアメリカなどの輸入品で占められており国産品は皆無に近いでしょう。それくらい果物としても貴重な種子から搾油するオイルは大変貴重で高価にもなります。ゆえに美容成分が多いにも関わらず使用している(使用できる)メーカーやブランドが少ないのが現状です。

 

 

成分表記の豆知識

薬機法では成分の多い順に書き記すことが定められています。これは化粧品の商品名あるあるなのですが、製品名と上位(主要)成分は必ずしも一致しません。例えば、他ブランドのフェイシャルオイルで、ザクロオイルと謳ってはいるものの上位成分(成分上位の主要オイル)ではなく、実際は5番目や6番目に入っているものもありますので確認してみるのも良いかもしれません。その時は商品裏の成分表記を見るのがポイントです。WEB上では主要成分や保湿成分などと記載して分かりにくく濁している場合もありますのでお気をつけください。

 

 

 

*エイジングケアとは、年齢に応じたお手入れのこと

※成分として配合される原料は、一般的に言われる効果・効能であり製品としてこれらを保証するものではございません。